常夏のビーチリゾート地として、古くから人気の高いサイパン。時差は1時間ありますが、殆ど無いようなもので「時計を1つ進めるだけ」です。身体に負担もないでしょう。サイパンへは、成田・関西・中部空港から直行便が出ています。それも3時間ほどのフライトですから、サービスの機内食を食べたりちょっとお昼寝してる間に、あっという間に着いてしまいます。
サイパンは、年間を通して平均気温が27℃と暖かく、リゾート地としての楽しみ方も色々。ダイビングを楽しむ方、美しいビーチでゆったりと過ごす方、歴史のある観光スポットを巡られる方など楽しみ方は色々ありますが、それぞれを楽しむのに最適なおススメの観光スポットについて紹介してみたいと思います。
■ダイビングスポット「グロット」
サイパンでもここグロットは、世界中のダイバーが「一度は潜ってみたい」と憧れられている人気の高いダイビングスポットです。いざ海へ潜ると、暗い洞窟の先からそそぐ青い光がなんとも幻想的。有名な「青い光のカーテン」の美しさは、サイパンの透明度の高い海水だからこそのもの。
グロットの洞窟には外洋へと繋がる「プール」と呼ばれるものがあります。美しく独特な青色の空間を持つプールには、滅多に現れないアオウミガメと遭遇するチャンスも期待出来ます。
ただ、そんな素晴らしいダイビングスポットのグロットへは、ダイビングの重い機材を背負って急な階段を昇り降りしなければなりません。体力に自信がある方なら是非チャレンジして頂きたい!、そんなスポットでもあります。
グロットでのダイビングがダイビングライセンスが必要ですが、ライセンスを所有していなくても、美しい海を「シュノーケル」で楽しむことが出来ます。但し、普段は穏やかなグロットも天候によっては波が荒くなり危険なこともありますので、観光客だけでシュノーケルに向かうのは避け、現地のガイドの方の同行の下で楽しむようにしましょう。
■無人島の美しいビーチ「マニャガハ島」でのんびり癒される
サイパン本島からフェリーに乗って15分ほどの場所に位置する「マニャガハ島」は、周囲約1.5kmという小さな無人島。カロリニアン語で「チョッと一休み」を意味するマニャガハ島は、まさしく心癒される空間。
そもそもサイパンのビーチは何処も美しいのですが、マニャガハ島のビーチはダイビング誌が取り上げる「ベストビーチ」に10年以上連続でして第1位を獲得するほど抜群の美しさを誇っています。ゆったりと心癒される美しいビーチですが、様々なマリンアクティビティーの機材類もレンタル出来るショップもあるので、「ゆったり」と「アクティブ」両方の楽しみ方が出来るスポットです。
マニャガハ島は無人島とは言え人気の観光スポットなので、サイパン本島からはフェリーが毎日4往復しています。無人島ならでは透き通った景色を独り占めするためには、朝1番のフェリーで向かうのがおススメです。
■ 歴史を振り返る場所プンタンサバネタ (バンザイクリフ)
サイパンはどこを取っても、美しい海とビーチに囲まれたリゾート地に間違いありません。そんなサイパンにも太平洋戦争中には、悲しい過去がありました。
太平洋戦争末期に、アメリカ軍の攻撃に耐えられずプンタンサバネタ(通称バンザイクリフ)から「天皇陛下万歳!」と叫びながら、日本兵や戦争とは関わりのない一般の方々までもが次々と飛び降り命を絶った地です。
プンタンサバネタを観光された方ならお分かりだと思いますが、本当に素晴らしい美しさの絶景ポイントに違いありません。プンタンサバネタには現在も、崖の手前の駐車場に沢山の慰霊碑が並んでいます。
ダイビングやビーチで心癒されるアクティビティの楽しみ方の他に、現在では観光スポットとなっているプンタンサバネタ(通称バンザイクリフ)で、歴史を振り返るきっかけとなされるのも良いのではないでしょうか。
■サイパン伝統の「チャモロ料理」の楽しみ方
サイパンでダイビングを楽しんだり、ビーチでのんびり過ごして心癒されたなら、食事でも思い切りサイパンを楽しみましょう。
サイパンの伝統料理は、「チャモロ料理」です。ココナッツが多く使われていますが味付けが独特で、甘い・辛い・酸っぱいのどれかがを際立たせているのが特徴です。
楽しみ方も色々ですが、本場サイパンのチャモロ料理の楽しみ方としては、ホテルのレストランを離れ、思い切って街のナイトマーケットに足を運んでみては如何でしょうか。ナイトマーケットとでは、チャモロ料理の他にも中華・韓国・欧米料理に混じって和食などもあったりして、少しづつ食べ比べてみるのも、サイパンの夜の楽しみ方の1つになるかもしれません。
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